ドリーム50(エンジンノーマル)にCR26のセッティングですが、実走できないくらい大きくセッティングをはずしている時って、濃い症状も薄い症状も違いがよくわからんものです。
プラグの色を見ればいいのかもしれませんが、そもそも実走してないので、あまり参考にならないようです。
出荷時セットではリッチかと思って、ストレート径の太いニードルを用意しましたが、実はリーンのようでした。
というか、ストレート径の太いニードルのクリップ一番下と、一段ストレート径の細いニードルのクリップ一番上では、前者の方が調子がよかったりとよくわからん状態です。
50ccの発生する負圧にCR26じゃ、吸出しが弱いのか、特に低回転ではリッチにセットしてやる必要があるようです。
ただし、回転上昇に伴い、負圧が大きくなると負圧が高まりどんどんリッチになっていくようで、また、低回転・開度大、高回転・開度小 高回転全閉→再加速においても目まぐるしく調子が変動しているようで、なかなかセッティングがきまりませんが、どうやら、JNの支配する領域が決まらないことには、実走もおぼつかないということはわかりました。
スロージェットの領域は、ASの調整でAS開度が1/2戻し以下もしくは2回転戻し以上にならなければジェット1~2番手違いはカバーできる模様。(ただし、それだけASの調整がシビアということですが。1/16でも結構影響します。)
メインジェットの領域は、小排気量は全開にする機会が多いとはいえ、薄い方向に大きく外しさえしなければ、多少はずしたところで、実走は可能です。ところがJNのストレート径を1段階はずすと、または、クリップ段数を3段もはずすと実走もおぼつかないのです。
標準セットのJNは3873という3段テーパーなのですが、CRスペシャルのスモールボディー用には他にも、シングルテーパーのHというのもあります。また、同じ3段テーパーにもY、YYというシリーズもあります。YYシリーズは全長が長く、クリップ段数も7段です。
この38シリーズの3段テーパーはクリップ側から、0.50、3.30、1.30という角度で、真ん中がきついテーパーになっています。この急角度の部分が、リーン領域にバッチリはまると、このキツイ部分がいわば加速ポンプのような役割をし、うまいあんばいになるようです(本当か?)ゆえに、ストレート径とクリップ段数の関係が重要なのだと予想します。
しかし、あまりややこしいようだと、1.30のシングルテーパーのHシリーズの方がわかりやすいのかもしれません。
どちらにしても、もう少し細い径のJN、またはテーパー角違いのニードルを用意した方がいいのかもしれません。
また、負圧が足りないことが根本原因なら、カッタウエイの角度を大きくするという方法もあるかもしれませんが、ここまで踏み込むと泥沼かも?カッタウエィ角度と大きくすれば、低開度においてはそのままではリーンになるので、SJ、JNともに大きくセットが変わるはずです。
はずしすぎたとき、濃い、薄いがよくわからん私にはとても手が出せないかも?
ただし、アクセル全閉~1/4くらいまでにおいては、PC20時代よりもよくなってるんですよね。ツキのよさと、CRキャブでよく言われる開け初めのよい意味でのあいまいさが両立しているというか。このキモチ良さを上まで、また、どんなアクセル開度と回転数の関係からでも引き出せるようにするのが目標です。
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