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2014年5月30日金曜日

トラタイヤ IRC TR-011 ツーリスト

公道も走れるトライアルタイヤ、IRC TR-011 ツーリスト。エア圧管理をきっちりとすれば、ブロックが減ってもグリップするから、3~4000kmのライフがある。100km/h巡航も可能。岩や木の根なんかでは無類のグリップを発揮、ただしちゅるちゅるの泥は全然ダメ。というタイヤ。きちんとわかって使えばメリットの方がはるかに大きいタイヤです。

これはデコボコランド、水曜、木曜と雨が降り、金曜土曜は晴天というときの土曜、朝イチに本コースを走ってきてすぐの状況です。朝イチはチュルチュルでアクセル開けると平らなところでも簡単に横向きますが、走行して路面が乾いていくと、正午をまたずに埃もたたず適度に湿っているというベスコンって状態になるようなコンディションです。ウッズの中は一日中チュルですけど。

この日は翌日のピットクルーカップに備えたコース設営のため、午後からは普段は使わないところもつかった、いわゆる「フルコースウッズ」の設定のみになります。前述のとおりウッズの中はチュルチュルな所がたくさんあります。いつものように低めのギア(まあほぼ1、時々2速です)でエンジン回転あげながらクラッチで駆動力を加減して乗るのですが、かんたんに空転します。横にすべるんじゃなく、縦にすべってます。かっこよくルーストあげてるんじゃないですよ。情けなくグリップせずに空転してるんです。なんでもないところで縦に空転してるんです。低めのギアで回転あげつつクラッチ使うのはエンスト対策です。回転おとすとあっさりとエンストするのはFreeride350ではよくあることです。

空転はヤバイと1個高めのギアで走ります。前と同じ速度で走るなら、ちょい開けクラッチほぼ使わずで走ることになります。これが笑っちゃうくらい空転しません。前の縦すべりはなんだったんだという感じです。トラタイヤのグリップのさせ方に開眼したような気分です。
低回転でのあっさりエンスト回避にとりあえず、アイドリング回転数をだいぶ高めに調整しておくとだいぶましになりますが、フロント浮かせぎみにしようとガバッとあけるとバスンと止まります。こういうときはクラッチあてないとあっさりエンストしますが、そうすると縦すべりするんですよね。スロットルはちょいあけくらいであまり大きく開閉せず、ボディアクションでサスの伸縮をコントロールしないといけませんね。でもそうすると、これまたけっこうスムーズに走れちゃうんです。疲れるけど。

ちょっと新しい感覚を得たかな?この感覚は、トラタイヤ以外のタイヤでもきっと役に立つと思いますね。



よくなかった点。
今回ヘビーチューブを入れています。ビートストッパーは1個、空気圧は0.6㎏です。朝イチ本コースを1周しただけでチューブずれました。
ノーマルチューブがいいんでしょうね。やっぱり。パンクが心配かもしれませんが、ツーリスト使うときは、パンクするような速度域でリアタイヤを当てなければいいんです。そういや、旧ハスクバーナーTE125(4st125ccミナレリヤマハEgのやつね)のときもツーリストはいていて、ノーマルチューブにビートストッパー1個でしたが、0.4kgくらいまで落としたこともありますがチューブずれはなかったですし、パンク、リムずれもなし。もちろん4st125だからかもしれませんが、タイヤの変形のしやすさという観点からもノーマルチューブの方がいいように思います。

3 件のコメント:

  1. はじめまして。いつもブログを見させていただいてます。
    関西の方で、フリーライド350に乗ってるものです。
    僕もヘビーチューブを入れてツーリストをはいてますが、
    0.7kgで沢登りやちょっと軽めのアタックをしただけでチューブが
    ズレます。リムロックはリア2個入れてますが。
    ノーマルチューブだとズレにくいのですか?

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  2. こんにちは。その後トレールライドトライアル出走のときノーマルチューブで0.3kgくらいまで落としましたがチューブずれありませんでした。ビートストッパーは1個です。
    ただしコンディションはちゅるちゅるマディ。トレールライドトライアルという競技の性質上、スピードを出す事もありませんし、ジャンプもありませんし、今回はステアにきつくあてるような場面もありませんでした。

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    1. お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
      教えていただきありがとうございます。
      ノーマルチューブに交換したところ、チューブズレは
      発生していません。
      またブログをちょくちょく拝見させていただきます。

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