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2014年10月20日月曜日

CRF125FにCRF250Rのマスターシリンダーを流用


というわけでCRF125FにCRF250Rのマスターシリンダーを流用しました。見た目はほとんどかわりません。知ってる人がみれば、レバーの形状でかろうじて判断できるくらいです。

バンジョーの向きや位置も一緒ですし、レーサーなのでスイッチ類もないので取り付けも全く問題ありません。ただ、マスターシリンダーのピストン径がCRF125F=1/2インチ、CRF250R=11mmと、異なります。またマスターのピストンを250Rはロッドを介して押す、125Fはレバーの作用点がこじりながら押す、という点が異なります。

それでどうなるかというと、より小さいマスター径にしたので、レバーのタッチが軽く、同じ効力を発生させるためにはよりたくさんストロークさせないといけなくなります。

もともとCRF125Fのノーマルは、カチカチというかパンパンのストロークの幅のせまいのブレーキレバーフィーリングでした。これを250Rのにすると、ちょっとストロークが大きいかな?という感はあるが、なかなかいい感じのフィーリングになったと思います。
以前、ドリーム50にKTMブレンボの11mmマスターを移植していたのですが、この時はフルブレーキで握りきれていました。1/2インチ→11mmと今回と同じピストン比なので心配していたのですが大丈夫でしたね。オフロードなのでそこまでフルブレーキしないというのもあるかもしれませんが。

あと、ロッドを介してピストンをほぼ垂直に押すというのもいいと思います。
レバーの作用点がこじりながらピストンを押すタイプのマスターだと、ピストンに段付き摩耗を生じさせ。そうすると急速にタッチが悪くなるんですよね。アフターパーツのCRF250R用のレバーを使えるようになるのも大きいですよね。ARCレバーとか。

ということで、これはおすすめです。

まとめますと、CRF250Rの流用
・フロントマスターシリンダー 
→文句なしにおすすめ。とりつけ全く問題なしポン付け可能。タッチは軽くストロークが大きくなる。
・クラッチレバー&ホルダー
→すこしクラッチが重く、半クラの幅が狭くなる。好みの問題。取り付けはアジャスターの内径の拡大が必要。クラッチスイッチは短絡させとけばいい。
どちらもCRF250R用のアフターパーツのレバーが使えるようになるメリットも。

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