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2010年10月12日火曜日

今年はかなり散財したような気が・・・

今年を振り返ると、かなりバイク関連で散財をしたような気がします。
ドリーム50購入、XL883購入(F650CS下取)、ドリーム50、ワンオフ?マフラー、CRS26キャブ、XL883アルミ叩き出しタンク、リアフェンダー、マフラー、R1のマスター流用、その他細々したものや、工具を含めると、計算するのが恐ろしくなりますので、計算しません・・・。

また、雑誌にも載りましたし、バイクを通じてたくさんの人に出会うことができました。

ミスターバイクBG

Zeppan BIKES

今までは、殆ど吊るし派でした。カスタムにお金かけるなら、最初からその分高いバイクを買えばいいと考えていました。
今も、その考えはある意味では変わりません。
キャブに代表されるように、買って来た物を単に組み込んだだけでは、高い確率でバランスを崩し乗りにくくなります。が、セットアップを繰り返し、他の箇所とバランスを取ることで、組み込んだだけの状態から比べると相当変化します。

吊るしは、このバランスがすばらしく良い状態です。
オートバイのバランスなど、シロートが軽々しく口にするものではないのでしょうか、まずは、これを維持すること、その上で乗込んで足りないもの、自分的には譲れないもの、メーカーがコストや規制のせいで妥協せざるを得なかった部分などを少しずつ手を入れる事で、バランスを崩さず深化させることができるのではと思います。これが前提なら、吊るしから手を入れることもありと思うようになりました。

例えば、高性能なブレーキキャリパーに交換するより、ノーマルキャリパーでも、コマメな清掃ともみ出しを行う事で、十分良好なタッチを得る事ができます。私はその上で、必要な効力を得る為に必要な握力を低減させる目的で、R1マスターをXL883に流用しました。決して制動力に不足を感じて行ったものではありません。



今年は、XL883とドリーム50に様々に手を入れてきましたが、この考えに沿ったバランスを伴った機能強化もあれば、見た目重視で、決してパフォーマンスが高くなる物ではない物もあります。
しかし、手を入れるときには1箇所ずつ、自分の手で行いました。
なので、その前後の変化も十分納得していますし、何よりメーカーが出荷してきた状態が、さまざま条件を加味していかに「ウェルバランス」をとっているか、しみじみと感じることができました。
でも、自分で組み込むと愛着もわきますし、その部分で不具合が起こっても解決も容易です。また、一気にヤルことで良く聞く燃え尽き症候群に陥ることもありません。
これは、昨年ですが、XR100モタードのキャブ交換と、ハイカム組み込みを自分でやったことから始まります。
高校のころ、チャンパーとリミ解のNS-1を買ったのですが、「チャンバー装着車は、何かキャブのメインジェットというものを替えるとよくなるらしい」と、友達に言われ、よく分からずキャブを空けたら、バネが飛び出してきて元に戻せなくなり、あわててバイク屋に持ち込んだ経験がある意味トラウマになっていたのもあると思います。
NS-1は、ご存知のように通常のタンク位置がメットインになっており、その底面もネジ3本で外れるため、プラグ、キャブへのアクセスが非常に容易です。そこで、キャブトップが何かねじ込み式になってるから、ここを開ければMJとやらが見えるのではないか?という安易な考えでした。
今思えば、仕組みもまったく理解せず、ホムセンドライバーとスパナ2~3本で、まったく無謀でした。
以来、ずっとバイクは所有し続けていましたが、マフラーすら替えることはありませんでした。
※所有歴
中古NS1→中古TL125(NS1乗換)→新車XL1200s(TL125乗換)→中古SR500(増車)→SR500売却→XL1200s盗まれる→中古Vespa50(購入)→中古スペイシー100(Vespa乗換) →中古R1100GS(スペイシー乗換)→中古マジェスティー125(増車)→新車XR100モタード(マジェステー125乗換)→中古F650CS(R1100GS乗換)→中古ドリーム50(車)→中古XL883(F650CS乗換)
そういえば、4気筒って所有したこと無いんだった・・・。1200sは10年10万キロ乗るつもりでいたのですが、東京に出てきてすぐ、洗礼とばかりに盗まれた・・・。ずいぶん落ち込んだものです。学生時代打ち込んだものの象徴を失った気分でした。
 
NS1から約十数年、BMW R1100GSのセカンドとして手に入れた100モタなのですが、今はネットもあるので情報も容易く手に入りますし、たまたま仕事もヒマだったので、空いた時間で4mini弄ってみるのも面白いかな?と思い、事前によく調べ、工具も買い、TM-MJN24キャブと、ヨシムラST-1ハイカムを組んで、自分で開けたエンジンが再び始動し時には、近年味わったことの無い、新鮮な感動を得ることができました。
そこからどんどんエスカレートし、盗まれてしまったスポも買い戻し(盗まれたのは97の1200sなのでグレードダウンですが・・・)、今に至ります。スポに乗っていた当時はSSC全盛期で、カスタムの方向性もSSC仕様が多かったのですが、今との違いに少し戸惑ったりもしました。そのときは、04からラバスポになったのも知らなかったし。ちょっとした浦島太郎状態でしたが、故にそこから揺り返しで一気にエスカレートしたのだと思います。
10年10万キロ乗るつもりで、1200sを新車で買い、最初の1年で2万キロも走った当時の気持ちがよみがえります。寒くても、暑くても、雨が降っても、地面さえ凍らなければ走ってました。律儀に3000キロごとにディーラーに持ち込みオイル交換と定期点検をしていました。(NS-1のトラウマで手を出せなかったし、10年乗るためには、ディーラーの定期的メンテは必須と思ってた。)バイト代は、ローンと、ガス代とメンテとわずかな小遣いと、そして反則金ですべて消えていましたが、ぜんぜん苦になりませんでした。
私にとって、スポ883を再び手に入れたのは、東京の洗礼を乗り越えたことの象徴、またNS-1のトラウマか、吊るしから手を入れることができなかったスポに、それなりのモデファイとメンテを自分で行えるまで知識や経験が増えた(決して、バイクにかかわることだけではなく)ことの象徴なのだと思います。
そして、今年は3台合計で1万キロ走りましたが、無事故無違反で過ごすことができたことが一番ありがたいです。
これからも、少しずつバランスを取りながら楽しいオートバイライフを送られればと思います。

2 件のコメント:

  1. 散財だなんてとんでもありません。非常にいいパーツで満足しています。
    私にとっては”必要”パーツです。
    これからも、気になるパーツ期待しております。

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  2. 散財の・・ 片棒担ぎ?で ございます。(笑)
    本年は、お買い上げ・Blogにてインプレ詳細など
    誠にありがとうございました。
    今後とも、よろしくお願い申し上げます。
    来年も安全で楽しいオートバイライフをお送りくださいますよう
    心よりお祈りもうしあげます。
    良いお年をお迎えください。
    追伸・・・
    来年も・・気になるパーツ(ディ・・・)目白押し!
    散財にはくれぐれもご注意くださいませ。

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