出発前に再度、増締めをして、伊豆箱根方面へ。
東名→小田厚→箱根新道→大観山→椿ライン→湯河原まで降りて給油→椿に戻ってしとど下2往復→伊豆スカ天城高原まで→西伊豆方面にでてぐるっと回って沼津から東名で戻るルート。約350キロ。


箱根新道は数珠つなぎの40km/hくらいの流れ。
本格的なブレーキング、コーナーリングは大観山から椿ラインの下りから。
ラジアルマスターにした事によって、今までと同じ効力をだすのに、ストロークが必要になり、ぎゅ~っと握るので、結果、フロントフォークも徐々にぎゅ~っと縮めるようなブレーキングになります。
従って、今までより前に加重が多く乗ってるので、同じタイミングからブレーキングを開始すると、直線部分で十分減速できてしまいます。
徐々にブレーキタイミングを奥に持って行くのですが、スポーツスターの場合、フロントをボトムさせすぎると途端に曲がらなくなるので、フロント主体ブレーキで奥まで突っ込んで、コンパクトにくるっと回るようなコーナリングは望むべくもありません。
従ってリーンを始める前にフロントの加重を抜いてやらなければなりません。単純にフロントブレーキをリリースするだけだとギクシャクするのですが、これをきっかけとしてリーンさせるとスムーズに曲がれることが分かりました。
つまり、こんな感じです。
①フロント主体ブレーキで車体直立のままストレート部分で十分減速する。ガツンと握るのではなく、ぎゅ~っとフロント縮めるようなブレーキ。ある意味、直進方向に車体は安定している。
↓
②このとき、コーナーのイン側のシートエッジに加重をかけておく。場合によっては尻もずらしておく。
↓
③フロントブレーキをリリース。同時に、イン側前方に腰を沈める。
リリースと同時に直進方向の安定が失われ、加重を掛けた方にリーンを始める。
↓
④リア若干ブレーキ引きずりながらクリップまで進入。
スロットルはパーシャル。
また、フロントも伸びきらせないように若干ブレーキ引きずることもある。
↓
⑤コーナー出口が見えてきたらアクセルON。
難しいのは、②→③で、必要十分な減速が終わるタイミングとリーンを始めるタイミングを合わせてやらなければならない事です。逆にいうと、この部分がコーナリングの出来の殆どを決めてしまいます。
減速が遅すぎるのは論外で、ドアンダーとなりますが、早く減速が終わってしまうと、せっかくのリーンのきっかけであるフロント抜重のタイミングをうまく活かせず、リーンを始める前に加速も減速もしないような瞬間が生まれてしまいます。この状態を生んでしまうと、途端にギクシャクした走りしかできません。例えば逆ハン切らないとリーンのきっかけが無いようなコーナリングとか。
このタイミングと、抜重と同時にイン側前方に腰を沈める量とか、イン側のヒザをリーンと同時に振り出してみたりとか、リーンウィズのままで曲がってみたりとか、あれでも無い、これでも無いといろいろやってました。たまにバチッとすべてがかみ合うと気持ちイイ旋回ができますが、数えるほどしかありませんでした。
しかし、あれやこれやを出来るフロントブレーキのコントロール性があるので助かります。ブレーキングの奥深さを改めて実感した1日でした。
あと、以前同じようなコース、距離を走ったときには、ブレーキで右手がパンパンにつってしまったのですが、今日は大丈夫でした。
はっきり言って、この点だけでも十分当初の目的を達成です。
もう少し軽い入力で同じ効力を出せないものか?と思ったのが、ラジポン装着の検討を始めたきっかけでしたから。
そういえば、伊豆スカは200円化の影響でかなり混んでました。
こんな混んだ状態でもやっぱり事故もあり、亀石付近で、グシャグシャの2輪とか、右コーナーで左HITしたあげくイン側の側溝に落ちたであろうRX8とか。伊豆・箱根方面へ行くと、必ずクラッシュした車体を見るのですが、見るたびにいつも限界の2歩くらい手前で止めておこうと思います。
E/Jさま
返信削除私の拙い文書にご丁寧なコメントを頂きましてありがとうございます。
とりあえず組んで最初の走りで大満足でした。
まだまたこれからプレーキパット替えたり、フロントサスのセッティング(インナー)見直したり、キャリパーメンテをもっときっちりやったりとか、いろいろあります。
これから寒くなってだんだん走れなくなってきますので、逆にゆっくり時間をかけて仕上げていきたいと思います。
koutarou様 お世話になります。
返信削除テストRun&インプレ・・ 当方Blogへ トラバ・・まで いただき どうも ありがとうございます。
前記事の 「タッチがスゴくいいです・・」についても 感心いたしましたが
毎度 素晴らしい文書&表現に 感謝×2で ございます。
体格やエンジンのセッティング・車体のディメイション、年式によるキャリパーの違い
個々乗り方の違い 等・・あるかと存じますが・・
私の場合・・ に あてはめてみましたので ご参考まで・・(なるかな~?デスが 恥・・)
ラジアルマスターにした事によって、今までと同じ効力をだすのに、ストロークが必要になり、ぎゅ~っと握るので、
結果、フロントフォークも徐々にぎゅ~っと縮める・・・
↑
そうですね、慣れてくると よい意味で コノ「ぎゅ~っ」が いい感じ・・
タイミングを掴みやすい&余裕が生まれる部分・・ なのかな~ と
徐々にブレーキタイミングを奥に持って行くのですが、スポーツスターの場合、
フロントをボトムさせすぎると途端に曲がらなくなるので、フロント主体ブレーキで奥まで突っ込んで
コンパクトにくるっと回るようなコーナリングは望むべくも・・・従ってリーンを始める前にフロントの加重を
抜いてやらなければ・・・単純にフロントブレーキをリリースするだけだとギクシャクするのですが、
これをきっかけとしてリーンさせるとスムーズに曲がれる・・・
↑
国産 SSやネイキッドと伴走すると自分の場合もよく陥るパターン・・で 「突っ込み」重視になると
基本ノーマルの足回りの場合、リズムがとれず怖い思い・・になることが多いので最近はそこそこの
突っ込みで立ち上がりの為の「タメ」を気にしてライン&体勢を作っております。
「くるっ」は苦手ですが「ペロ~ん」は意外と得意(笑)な気がいたします。
①フロント主体ブレーキで車体直立のままストレート部分で十分減速する。ガツンと握るのではなく、ぎゅ~っとフロント縮めるような・・・・
↓(下りの場合は 基本 前後同時フルブレーキング後 リア少々残しつつ フロントは 握る というより どちらかというと 引く・曳く? 感じ・・)
②このとき、コーナーのイン側のシートエッジに加重をかけておく。場合によっては尻もずらしておく。
↓(やや、気持ち前乗り 気味にひじは昔のスーパーバイクやモトクロスのように張り気味で(腕ダンパー?)イン側のひざ下フリーに)
③フロントブレーキをリリース。同時に、イン側前方に腰を沈める。リリースと同時に直進方向の安定が失われ、加重を掛けた方にリーンを始める。
↓(車体を懐の中に感じつつ フロントリリース・・基本OUT IN OUTO にて 一瞬 イン側の つま先を 浮かすような感じで 加重移動? )
④リア若干ブレーキ引きずりながらクリップまで進入。スロットルはパーシャル。また、フロントも伸びきらせないように若干ブレーキ引きずることもある。
↓(深いコーナーの場合 フロントも 残し アクセルも残し・・ ペタ~ん・ペロ~ん)
⑤コーナー出口が見えてきたらアクセルON。
(Let’s OPEN!)
難しいのは、②→③で・・・
そうですね、タイミングというか ポイントがずれると とたんにギクシャクしてしまいますね。
私も・・イロイロ乗り方試してみましたが タンデムで山道走行時に以外にも昔のイギリス車?
なイメージの正統派なリーンウィズがよく曲がった記憶があります。
最近は、もっぱら 邪道?な リア重視?走法で フロントは きっかけやタイミング および
峠の本気(といってもせいぜい70%くらいですが 笑)走りのため 温存?してる感じ?です~
やはり 思うのは ブレーキのコントロール性・・ 1かゼロではなく ON・OFFともに 無段階?的に
コントロールできるのは 意識的・無意識にかかわらず
走ってて 「あ~ 楽しいな~」 と 思っております。
koutarou様 当初の目的・・「ラジアルマスター取り付け」の 少しでもお役に立てたようで 嬉しゅうございます。
・・・ Blog記事 当方Blogにも 追って ご紹介させていただきますね!
��恐縮ですが お写真・・一枚ほど 引用させていただきます 問題ございましたら 言ってくださいませ)
では、今後とも 楽しいオートバイライフをお送り下さいマセ。 ペコリ 敬具