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2011年8月7日日曜日

883L、1200L



ナップス三鷹に行ったところ、バルコム主催のH-D試乗会をやってたので、1200Lと883Lに乗ってみました。ラバーマウントになってからのモデルにちゃんと乗るのはほぼ初めてなのですが、ぶっ飛びました。



これはリジッドとは全く別の乗り物です。

スムーズ。とにかくスムーズ。振動が全然ない。とりわけ883の方がスムーズさが際立つ。1200は排気量なりのドコドコ感がそれなりにあるが、883にはそれが無いため。
シュンとよどみなく回って、アクセルどんなにイジワルしてもついてくる。ミッションもストローク短くタッチも良くなってる。クルーザー的な車体になっていくのも分かるEgです。

リジッドよりは重いはずだが、取り回し引き起こしは意外と軽く、シート前部やタンク後部もかなり絞ってあるからただでさえ低い車体とあいまって、両足べったりなのでまたがったままの移動もさらに軽く感じます。そして大きいタンクはちゃんとニーグリップが可能です。

しかし走り出せば、全然動かないリアと、ひょこひょこ動く割には、沈んだら全く戻ってこないフロントとふにゃふにゃで無効ストロークの大きいフロントブレーキとかは、まぎれもなくスポーツスターの操作感です。

883Lは18インチになり太くなったフロントタイヤのためか、極低速の取り回しが明らかに重い。普通に曲がるだけでステップの先のバンクセンサー擦りそうだし、この張り出したバンクセンサーがやたらスボンの裾に引っかかるので要注意です。
1200LはF19,R16もそのままで、操作感は明らかに今までのスポーツスター(除くEg)。そういう意味で、XLモデルのスタンダードは今は1200Lなんでしょうね。あとはXとかNとかもローダウンモデルですし。



1日で500km以上走るようなツーリングなら非常にラクそうですが、5速に放り込んで50〜60km/hで流すようなシーンではまったく面白くないEgなのは問題かもしれません。
みんながECU弄るのも分かる気がします。

10年の進化はすさまじいものがありますが、では買うか?といわれればそれはまた別の問題ですね。


2 件のコメント:

  1. ジャイアン2011年8月8日 7:56

    そうなんですよね、だからあのエンジンもったいないです。
    それなりのフレームに乗せてやれば、
    それなりのスポーツバイクになる要素はたっぷりですが、カンパニーがそうしたくないみたい。

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  2. ZZR250とか、そんな感じのちょっと古い国産の並列ツインのようなフィーリングでした。
    XRがあるからか、XLはもうローモデルしかないんですけど、確かにもったいないですよね。

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