2014年8月19日火曜日
レデューサーによるクランクケース減圧の効果
先日、バッテリー関連の作業でタンクを外した際に装着したクランクケース減圧バルブ「レデューサー」。トレールライドトライアルで、あの低速でのいきなりエンストがセクション内でおこると5点で終了なので、その対策になればいいなと思い装着しましが、効果はかなりありました。
この手のクランクケース減圧バルブというのは、簡単にいうとワンウェイバルブで、これを吐けるけど吸えなくする方向にエンジンブリーザーに割り込ませることで、ピストン降下やピストンリングからの吹き抜けでクランクケースの内圧が高まった際は従来どおりブリーザーから排出し、ピストン上昇によりクランクケースが負圧になった際は吸えなくすることで、クランクケース内を減圧します。これにより、ポンピングロスの減少させ、これを要因としてエンブレ低減、パワーアップ、始動性の向上などが見込めるというものです。
オカルトチューンと揶揄する人もいますが、理論的に破綻してるところは何も無いと思われるし、実はすでにスポーツスター883に装着し効果あることを体験済みなのです。
まず、装着はブリーザーの配管を一部カットし割り込ませるだけで、ガソリンタンクさえはずしてしまえば簡単です。ブリーザーのパイプの曲がりや太さ(途中で太さが変わってる)から、割り込ませる位置はここしかありません。
ここの位置は燃料ポンプがきていてスペースが狭いのですがギリギリ押し込めました。ただでさえ手が届きづらいチョークノブが、ますます手が届きにくくなりました。シングルリードなのでなんとかなりましたが、ツインリード、クワッドリードで本体が太いと、多分ガソリンタンクとフレームに接触して無理だと思います。
そして、アイドリングをかなり高めにセット。これでエンストは相当なりを潜め扱い易くなりました。2速アイドルギリギリでも大丈夫。かなり粘るようになりました。エンブレ低減の効果はそれほどでもなく、高回転域で若干感じるくらい。
350乗りの人はこれオススメですよ。
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