人気のない平安神宮で記念撮影。
とても月が明るい夜。
90km/h±αで、追いつかれれば譲り、前に追いつけば追い越す。
なんでもない事なのですが、実は交通量の少なく、スピードリミット搭載の大型が隊列をなして走っている夜間だからできることだったりします。
行きも雨なので、伊勢湾岸道名港中央ICまでは5速3,000rpm、90km/h巡航でのんびりと向かったのですがFCR+レデューサーにしてこの速度域で巡航することがあまりなく、この速度域が意外と気持ちよい事にいままで気がつきませんでした。
この速度域だと、鼻歌まじりで余裕だし(こんな風に写真撮ってる余裕もある)CVキャブだと、ここから加速しようとスロットル開けた際のレスポンスが、スライドピストンが上がるまでの「待ち」がはっきり感じられるくらいダルだったりします。強制開閉のFCRだと、わずかのスロットルの捻りに同調してただちにスロットルバルブが開閉され、90km/h±αのスピードコントロールが非常に気持ちいいのです。捻るというか、軽く「あてる」くらいの動きにも十分追従して反応してくれます。
そうそう、走行中に、レデューサーによるエンブレ低減の効果が急になくなってしまいました。
PAで点検してみると、ブローバイの配管がS字状になっている部分に、ちょうど流し台の配管のS字になっているところに水がたまり下水臭が上がってくるのを栓をしているごとく、乳化したブローバイガスが溜まっていました。ゴムパイプの取り回しを変え、S字部分をなくせば直ちにレデューサーのエンブレ低減効果は復活しました。
こんなことで、あらためてレデューサーの恩恵を確認してみたり。
朝のクルマが動き出す時間になると、このまどろみの90km/hは終わり、5速であと+500rpmは回すくらいの速度域での巡航となります。この速度域からの追い越し加速はもうCVとは別物ですね。愛知県警、静岡県警、神奈川県警のステルスアタックをなんとかかわし(途中5回目撃!)自制しつつ岐路につきました。
行きに東名に乗る前に環八通りで給油した際にトリップメーターをリセットしてから、戻るまで総走行距離が1180km、平均燃費は22km/L、90km/h巡航時の燃費は、なんと26km/Lでした。26km/LはCVの時でも達した事ない数値です。FCRであっても加速ポンプを作動させない乗り方だと、かなり燃費が伸びます。
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